ポイント制サイトが悪質な理由

僕は長らく出会い業界にいましたが、ポイント制でまともな運営をしているところというのは ワクワクメール  ハッピーメール  イククル  ミントC!Jメール  PC-MAX  ライブドアYYC  の6つしか知りません。

業界で「出会える系」というと、たいていはこの6サイトのことを指しますから、他にあっても1〜2サイトでしょう。
あとは、一見まともそうでもサクラが半分くらい混じっていたり、キャッシュバッカーとよばれる女の子が大量にいたりして、ぶっちゃけまともではありません。

つまるところ、ポイント制の出会い系というのは、ほぼ悪質だと思って間違いないわけです。
しかし、なぜ悪質業者というのは、どこも料金体系をポイント制にするのでしょうか? それは、以下の5つの理由があるからなのです。

【1】最初の敷居が低いから登録数が稼げる
【2】サクラに歩合給を与えられる
【3】客単価を高くできる
【4】バナーをクリックさせやすい
【5】利用規約ページを見る人を減らせる

【1】最初の敷居が低いから登録数が稼げる

悪質業者というのは、とにかく最初の敷居を低くして登録数を稼ぎます。
完全無料・登録不要・1分で完了 などのキーワードを強調するのです。

敷居が低いので、たとえ見たこともないサイトだったとしても、みんな深く考えずに登録してしまいます。
つまり、おもわず登録してしまうようなサイトほど、悪質である可能性が高いのです。

【2】サクラに歩合給を与えられる

実はこれが一番大きいかもしれません。
サクラは業界ではオペとよばれていますが、ポイント制であれば、このオペに歩合給を与えられるのです。

オペの成績は個人ごとに集計されます。一ヵ月ごとに、
「誰が何人の新規を受けつけたか?」
「いくら入金させたか?」
「入金率はいくらだったかか?」

などが事細かに発表されます。

そこで数字が悪い者は減給され、良い者は歩合給が上がる、リーダーになるなどの恩恵が与えられます。
みんなアルバイトなので、こうでもしないと、彼らのモチベーションが高まらないのです。

【3】客単価を高くできる

実は、月3000円の定額制サイトよりも、初期費用が無料のポイント制サイト の方が客単価は高いのです。
※客単価=1人当たりのユーザーが使う金額

それはひとえに、ごく少数のヘビーユーザーがいるからです。
ヘビーユーザーというのは、だいたい年間100万円以上使う人のことをいうのですが、中には1年間でサラリーマンの平均年収くらい使う人もいるのです。

もちろん、登録だけしてまったくポイントを購入しないという人の方が断然多いのですが、このヘビーユーザーがいるおかげで客単価が上がり、全体的な利益率が良くなっているのです。

【4】バナーをクリックさせやすい

出会い系に訪問する人の大半は、比較・指南系のサイトからバナー広告をクリックしてやってきます。

そしてそのバナーに「無料」の文字があるかないかでは、クリック率が何倍も違ってきます。
バナーを貼るのは、アフィリエイターとよばれる人達ですが、彼らも無料サイトの方が誘導しやすいので、目立つ位置にバナーを張ってくれるのです。

とにかく悪質なところは、知名度がない分、アクセスを増やさなければなりません。
無料という単語を見たら、まず疑ってかかった方がいいでしょう。

【5】利用規約ページを見る人を減らせる

定額制サイトの利用規約というのは、比較的みんなしっかりと読みます。
最初からお金がかかるワケですから、しっかり読んでおかないと損をするという心理が働くためです。

しかし、 ポイント制サイトの利用規約というのは、殆どの人が読みません。
登録が無料なため、損することはないや〜と思ってしまうからです。

しかし、本来そこには、きちんと読まれると都合が悪いことがたくさ〜ん書いてあります。
実は、よほどの悪徳業者でない限り、利用規約には、同時登録がどうだとか、情報を横流しするだとか、きちんとやるべきことが書いてあるのです。
書いておかないと、捕まってしまうのです。

ポイント制にすることによって、この利用規約を読ませないようにできるというメリットが業者にはあるのです。

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