最新の詐欺の手口と対処法

スパム業者は常に「無知な人」と「気が弱い人」を狙っています。
警察庁によると、平成21年度上半期のサイバー犯罪の検挙件数は、前年同期比76.6%増加の3870件。
これだけ被害が拡大する理由は、彼らが常に新しい手口で攻撃を仕掛けているからです。

サイバー犯罪の検挙数の推移の表

上記表の右端の2つは、平成20年度と21年度の上半期を比べているのですが、極端に増加しているのがわかります。
ここではネットを利用する上で必ず知っておいたほうがいいその最新の詐欺業者の手口と対処法を6つご紹介します。(随時更新します)

【1】発信者番号を偽装して架空請求
【2】ユーザーの”後ろめたさ”を利用して請求
【3】女の子の携帯番号をメールに記載して電話をかけさせる
【4】懸賞サイトに登録したと同時に出会い系にも登録
【5】悲劇のヒロインを演じて男性の倫理観に訴える
【6】偽ウェブサイトスキャム

【1】発信者番号を偽装して架空請求

各電話会社はこれまで「発信者番号を偽装することは絶対に無理」と言い続けてきましたが、最近になってどうもこれが違うらしいということがわかってきました。
結論からいえば、発信者番号の偽装は可能なのです。

詳しくは書けませんが、システム的にはどのような番号からでも通知することが可能です。
番号通知を見て「警察からだ!!」と思っても決して慌てずに、電話をかけ直すなどして、しっかりと事実関係を確認するようにしましょう。

【2】ユーザーの”後ろめたさ”を利用して請求

以前は、いきなり請求画面などを提示するワンクリック詐欺が流行りましたが、最近ではユーザーにある程度のコンテンツを見せて楽しませ、その後に請求をするスリークリック、フォークリック詐欺が増えています。

ユーザー側としても、ある程度楽しんでしまった後で、しかも請求額も3〜4万円と小額であることから、払ってしまうケースが多いといいます。
このような事後請求契約は、殆ど全てが無効です。
相手にしないようにしましょう。

【3】女の子の携帯番号をメールに記載して電話をかけさせる

「掲示板見たよ。私も寂しいから電話して 090-1234-5678」
このようなメールをランダムに送り、電話をしてきた相手を強制的に出会い系に登録させるのがテレフォン詐欺

電話を切るとすぐに「登録料を払え」という電話がかかってきますが、
もちろん払う必要はありません。
「警察署から電話をかけなおす」といって切れば、二度とかけてくることはないでしょう。

【4】懸賞サイトに登録したと同時に出会い系にも登録

任天堂DSやiPad等、人気の商品が当たると評判の懸賞サイトに登録すると、いつのまにか出会い系にも登録されているというのが新手の同時登録
よく見ると規約に小さな文字で書いてあったりします。

迷惑メールなどで送られてくる懸賞サイトはこの手のものが多く、
中にはいきなり登録料を払えと言ってくるところすらあります。
メールならば無視、電話がかかってきたら「警察署からかけなおす」といって切りましょう。 二度とかけてこないハズです。

【5】悲劇のヒロインを演じて男性の倫理観に訴える

「上京したいけどお金がないです・・・」
「家出5日目で本当に困っています・・・」

などという文句で男性の倫理観とスケベ心に訴えかけ、お金を振り込ませるというのが悲劇のヒロイン詐欺の手口。

無料の掲示板をはじめ、迷惑メールなどで送られてくることも多いこの手口は、 最終的に女性名義の銀行口座にお金を振り込ませるのが狙い。

実際に女性が電話をかけてくることもあるので、騙される男性が後を絶ちません。 振り込んだら最後、たとえ相手が捕まったとしても、お金は戻ってこないことが多いので、相手に直接会うなどしない限り、絶対に振り込まないようにしましょう。

【6】偽ウェブサイトスキャム

メール、SNS、掲示板、ブログなどの媒体から大手のウェブサイトそっくりに作られた偽のウェブサイトに誘導し、そこで個人情報やカード情報を入力させるという手口。
搾取された情報はブラックマーケットなどで売られることが多い。

対策としては、URLをそのままクリックするのではなく、一回検索エンジンを通してみること。
たとえばANAであれば、ANAと検索すれば必ず1位にANAの本サイトが表示される仕組みになっているので、そこから登録なり情報更新などをすること。

このクセさえ身に付けておけば、フィッシング詐欺サイトなどひっかかる可能性も限りなくゼロになるでしょう。

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